東日本における気象庁LIDEN とJLDN の雷検知状況

摘要

フランクリン・ジャパンは， 1998 年よりJLDN(Japanese Lightning Detection Network)の構築を開始し，2003 年に日本全国とその周辺で発生する雷放電を観測するネットワークを完成させた[1]．2020 年10月において気象庁が運用するLIDENの東日本のセンサは，JLDN とほぼ同じセンサで構成されている[2]．IEC規格[3]では，LLS（Lightning Location System）の性能評価には，異なるLLS を比較することを推奨している．そこで，東日本におけるLIDEN とJLDN の雷の検知状況を調査した．