「ファッション美学論」における「Aesthetics」概念の感性工学的考察（1）:Artgraphy Approach

摘要

Artgraphy とは、ファッション消費者の好き・嫌い（Love&Like）を見える化するために、その好みを反映した「写真」を収集して、消費者個人の好みを「映像化」する作業を意味する。一般には、雑誌の切り抜き写真をマップ化して、イメージを伝えやすいようにする作業ワークをArtgraphy と呼hでおり、そのコラージュのイメージを言語的にタグ付けする。一般には、ファッション好きの消費者は、購読しているファッション雑誌の中から、自分の好みにあった「モデルのスタイリング写真」をピックアップし、自分の好みに合ったヘアスタイル、靴、バッグの写真や、自分の住みたい生活環境の写真をコラージュすることにより、自分の「好きな世界観」を見える化するように、イメージマップを設計・制作する。