大学院生の執務中における会話・リフレッシュ行為による皮膚電位水準、疲労度の変化の研究

摘要

大学院生の執務時の覚醒度の変化の研究1)で、他者と会話をすることで覚醒度が上昇することを明らかにした。執務空間でのリフレッシュ行為やコミュニケーションは重要であり、執務時の覚醒度や疲労度の変化に大きく関係していると考えられる。そこで本研究では、大学の研究室に在室する大学院生を対象として執務中の会話・リフレッシュ行為において、会話の参加人数や会話がなされた時間帯等の会話の要件と皮膚電位水準変化の関係、疲労度の変化との関係を明らかにすることを目的とする。