自治体における住宅•福祉政策の連携の実態に関する研究(その2): シルバーハウジング•プロジェクトの変化

摘要

住宅セーフティネットの構築が住宅政策の喫緊の課題となっており、そのための住宅施策と福祉施策の連携が求められている。前稿では、自治体の住宅部局•高齢者福祉部局を対象とした実態調査より、プロジェクトによる連携の限界から、政策全般に及ぶ協議の場•機会や連携施策実施のための体制づくり等が課題であることを明らかにした。