大倉精神文化研究所の設計案

摘要

大倉精神文化研究所は昭和3年4月頃に長野宇平治に設計依賴され、昭和3年8月から10月の間にプレヘレニツク樣式の設計案が作られていた。しかし恐らくその時点では和風と洋風とが直接同居する空間だつたが、設計を重ねた結果現在の樣な兩者を折衷した姿になつたのであろう。