中津川市中心市街地の街なか市民による市街地再整備従後評価及び推進意向: 地方小都市の市街地再整備従後評価及び推進意向に関する研究その1

摘要

1.研究の背景と目的地方都市の中心市街地は、人口減少、少子高齢化、また、モータリゼーションに起因す る郊外スプロール化によって、中心市街地の空洞化が著しく、商業の衰退が深刻である。全国の都市数の約7割 を占める人口10万人未満の都市（以下、本研究では「地方小都市」と言う）においては、この傾向が顕著である。こうした状況を解決するために、まちづくり三法が改正さ れた。その結果、行政は国から補助を受ける場合に、上位計画策定前に中心市街地内で営業もしくは居住してい る住民（以下、本研究では「街なか市民」と言う。）の事業推進意向が高い地区を把握しなければならなくなった。本研究では、街なか市民による再整備従後評価及び推進 意向についての研究を行う。