NFV アーキテクチャと親和性の高い転送系アプリケーション構成の提案

摘要

転送系機能の仮想化は実用の段階に入りつつあり、キャリアネットワークへの適用例も増えてきた。一方、キャリアネットワークの転送系システムに求められる大容量かつ低遅延なパケット処理能力をVNF(Virtual Network Function)として実現する方法としては、現状SR-IOV(Single RootIO Virtualization)とDPDK (Data Plane DevelopmentKit)[1]の組み合わせが主流になりつつあるものの[2]、徐々に技術的な課題があることがわかってきた。