設計課題における人物ブロック図形を与える効果に関する考察: 通信教育部の建築設計教育に関するエ夫（その6）

摘要

CAD が単なる清書の道具である時代はとうに過ぎ、多様で高度な機能が盛り込まれたことによって設計のプロセスと密接に関わるようになった。現在ではBIM を軸とした設計プロセスが次第に認知・普及してきており、設備や構造までも精緻にデータ化されることで、あたかも建築のアバターを生成し利用することが可能になってきた。多人数による設計プロセスがそれを可能たらしめていることは周知のことである。