宇都宮大学UUプラザ改修

摘要

大学校舎の用途替え改修による地域連携センターの設計である。大正11 年創立の宇都宮高等農林学校を母体とするこのキャンパスでは、フランス式庭園、木造の峰ヶ丘講堂、大谷石造の旧図書館書庫などの創立当時の面影を残す正門一帯が「社会連携ゾーン（大学シンボルゾーン）」として位置づけられている。庭園に面する築40 年の旧学生食堂（鉄骨造2 階建）を、地域の「知」の拠点を目指す大学の社会連携の機能を担う「UU プラザ」として改修した。