損傷量に基づいたRC 造建物の修復性・修復限界評価手法の構築に関する基礎研究その1 評価手法の概要と建物モデルへの適用例

摘要

(1) 建物に生じる損傷度合いを定量的に評価する損傷量指rn標 I_(dm) によって，建物の構造特性や非構造部材の性能と損rn傷量との関係を定量的に評価できる。rn(2) 供用期間内の地震動を考慮したLCC から算出した修rn復限界時I_(dm) を用いることで，建物の特性や供用年数を考rn慮した，補修・建替の合理的な判断が可能である。