著しく密度の違う流体を混ぜる

摘要

最近の撹拌混合操作への要求は製品の高精度化などにより，単に混ぜるから操作目的の達成のために必要とされる合理的な撹拌作用を与える液流動を高効率につくることである。本稿では密度の異なる流体（もの）を混ぜる操作として，主に対象となる異相系撹拌混合を生産現場（装置メーカー）の立場から紹介することとする。 しかし，親和性の著しくある液液系や固体による流れの阻害が少ない固液系溶解混合，および気液系などは除くこととする。