ライフサイエンスエンジニアリングの国際化と将来の夢

摘要

「米百俵の」逸話で少々その名が話題となった雪深い長岡市に生まれ，工学部も歩いて20分くらいのところにあり化学工学科に親元から通った。 協会会員として入会したのは大学院の頃で，その後，日揮に入り加熱炉，反応炉やフレアスタックの化工設計を行うエンジニアリング部門で仕事をしていた頃まで正会員だった。 エネルギー部門のエンジニアリングから新しい分野のエンジニアリングの開拓に興味を持ち，1980年設計部門を離れ医薬品産業を中心とするライフサイエンス分野のエンジニアリングビジネスの立上げに遭遇するチャンスに恵まれ今日に至った。 再び貴学会と接点ができ，隔世の感を禁じえない。