JR東日本キハE120形一般形気動車

摘要

JR東日本では，経年が高く老朽化が著しいキハ58系などの気動車を取り替えるために必要となる車両を新造することとし，これまで水郡線向けにキハE130系新型気動車を39両投入してきた．そして今回，新潟地区向けにキハE120形8両を投入することとした．キハ120形は低排出ガスエンジンの採用による環境対策，車体幅の拡大や空調装置の能力向上などによるサービス向上，モニタ装置の導入による乗務員や検修作業の支援，機器のメンテナンス軽減など最新の技術成果を採り入れているほか，バリアフリーへの対応として，床面高さを低減，トイレも大型化するなどの対応を行っている．以下にキハ120形の概要をご紹介する．