2003年チタン世界会議情報と2007年チタン世界会議

摘要

第10回チタン世界会議には，日本を始め各国から多くの論文発表申込みがなされており, 同会議は盛況になると期待される。 また，日本からの論文発表件数が多いことは，第11回チタン世界会議日本誘致に向けても効果的であるが，願わくは中国以上の件数があってほしい。 日本代表国際組織委員である著者の活動不足を反省する次第であるが，会議当日の実際の発表件数が問題であると考えており，講演中込み者全員の参加発表を望む次第である。 第11回チタン世界会議に立候補しているのは，先にも述べたように，日本および中国であるが，同じアジア勢で開催権を取合うのはいささか気が重い感もある。もちろh，中国とは，チタン技術で交流し，協調することが必要であるが，日本のチタン産業の優位性を保つために，たタン世界会議の日本開催を是非実現させたい。 チタン世界会議開催を競うこととチタン技術での交流とは別問題と思っている。 中国は，国を挙げての誘致活動を展開してくると思われ手ごわいが，我々は個人レベルでの積極的，かつ地道な誘致活動を行って行くつもりである。また，アメリカが第12回チタン世界会議開催を希望しているようであり，第11回チタン世界会議の日本誘致を逃すと日本での同会議開催は当分の問望めなくなると推察される。 第11回チタン世界会議日本誘致に再度皆様の強力なご支援をお願いする次第である。