プレス·板金加工のための「3次元CAD/CAM/CAEシステム」実踐講座：3次元CADのカスタマイズの可能性

摘要

従来，製造業などにおいて「ヒト＋モノ＋カネ」が3本柱と言われてきた．現在では，さらに「情報」が欠かせないもとのして付加され4本柱となっている．当然，金型·プレス業界も，例外なく，この流れがもたらすグローバル化の渦中におかれている．このような状況下で，さらなる省力化·自動化·短納期化·コスト削減などが求められ，その対応策の一つとして3次元のCADシステムを導入している企業も数多くみることができる．しかし，だれもが想像できるように，他社と同じシステム導入し，そのままの状態での利用では，他祖との差異化をもたらすのは難しい．つまり，企業独自のプラスαを付加すること，いわゆる「高付加価値」をもたらすことで差異化を作り上げることが可能になる．