帝人グループ（東邦テナックス）、東レに続きエアバス社を傘下に持つ欧州航空防衛宇宙会社（EADS）とエアバス機向け、2011～2025年の炭素繊維複合材の長期供給基本契約を締結、数年後数百億円の売り上げを目標、従来の米のヘクセル社への炭素繊維の供給方式を改め今後直販に切り替え、またカナダの小型旅客機メーカー、ボンバルディア社にも炭素繊維を供給

摘要

東レがエアバスを傘下に持つ大手、欧州航空防衛宇宙会社（EADS）とエアバス機向けに2011～2025年の長期間にわたる、日本の炭素繊維メーカーとして初の炭素繊維を供給する基本契約を締結したのに続き、帝人グループ（東邦テナックス）もEADSとエアバス機向けに2011～2025年の15年間に炭素繊維複合材を輸出する長期供給基本契約を締結した。新型旅客機「A350XWB」の胴体を構成する部材の一部に採用が決定、2011年度から、納入を開始する。