旅客案内サービス設備（LED行先表示器）

摘要

行先案内表示器の表示方式について当社では連動駅を中心に、到着する列車の発車時刻・種別・行先・停車駅や先着案内を乗客に案内する為に列車行先案内表示装置を設置しているが、表示するための方式は一部の点灯式を除いて、フラツプ式とLED式を採用している。フラップ式は40または60枚のフラップに行先案内を印刷し回転式表示ユニットに組込み各々の情報を回転させて表示させている為、表示数が最大で60種類となっている。この為、ダイヤ改正時のフラップ交換等作業量も多く可動部分が有ることや照明に蛍光灯を使用しており保守に多くの手を割く必要がある。1995年1月の阪神淡路大震災により倒壊した伊丹駅の復旧工事にて1998年11月にLED式行先案内表示器を初めて導入して以来、ダイヤ改正や老朽化による更新の機会を捉えLED化を進めている当社の表示器について説明する。