富士信号通信区の近況

摘要

富士信号通信区は当社東海道本線の中で最東端に位置する現業区として、本区を静岡県富士市に、沼津出張所を同沼津市におき2拠点で管内の信号通信設備の保守を担当している。日々の設備保全や工事業務を着実に進めていく使命があるとともに、万一の設備障害や災害時には一刻も早く現状に復するという責務がある。当区においても近年ベテラン社員の退職が進み、現在の主力は既に20代～30代の若手•中堅社員である。技術力を維持するフェーズはベテランからの技術継承という段階から自助としての技術育成の段階に入ったと考えている。そのような中、当社が最も大切にしている安全•安定輸送の確保を目標に、事故防止と技術力育成を図りながら各種業務を推進している。以下に、当区の概況、力を入れている事故防止指導、技術力育成等の取組みの状況について述べる。