列車見張員

摘要

鉄道工事や検査等において、営業線路内又は営業線路に近接して作業を行う場合、従事員は列車の進来に対して一旦作業を中断し、余裕をもって安全な待避場所等へ確実に待避しなければならない。労働安全衛生規則(昭和47年9月30日厚生労働省令第32号)第554条では、「事業者は、軌道上又は軌道に近接した場所で作業を行うときは、労働者と当該軌道を運行する車両とが接触する危険を防止するため、監視装置を設置し又は監視人を配置しなければならない」と定められており、これらの作業を行う場合は列車見張員を配置して従事員の安全を確保しなければならない。