鋼構造シンポジウム2018開催報告

摘要

(一社)日本鋼構造協会では、協会活動成果の発表および会員ならびに鋼構造関係者相互の交流の場として、2004年より「鋼構造シンポジウム」を開催している。15回目となる今回は、50周年記念事業からの提案で設置された「鋼構造の未来探索特別委員会」の最終報告をはじめ、「メカニカルファスニング技術小委員会」「鋼構造のモニタリング研究小委員会」の中間報告が行われた。併せて、恒例の「JSSC業績表彰受賞式、受賞記念講演」「鋼構造研究助成選考結果発表」、また、若手技術者の研究成果発表の場である「アカデミーセッション」、さらに会員企業による「パネル展示」などに加えて(一社)日本鉄鋼協会と共催の「第16回鉄鋼材料と鋼構造に関するシンポジゥム」が併催された。また、初日15日の夕刻には、交流•懇親パーティーが開催されるなど、多彩な催事が行われた。参加者は延べ900名を数え各講演、セッション、企画ともに盛況となった。なお、来年度の鋼構造シンポジウムは2019年11月21日（木）、22日（金）を予定している。