ラオス•ヴイエンチャン国際空港ターミナル拡張事業

摘要

わが社のラオスにおける実績は、ラオスがフランス領ラオス王国であった1968年のナムグムダム水力発電所建設工事の施工に始まり、日本大使館建設工事や数々のODA工事など現在に至るまで、継続的に土木工事•建築工事を施工してきている。今回の円借款によるヴィエンチャン国際空港拡張事業は、1996年から1999年にかけて「無償資金協力事業(第Ⅰ期および第Ⅱ期）」として整備された新国際線旅客ターミナル、管制塔などの建設工事からおよそ20年を経て、旅客需要の伸びや施設の狭あい化に対応するものである。第Ⅲ期工事として位置付けられる本工事のうち、2011～2012年ヴィエンチャン国際空港拡張計画(主導工事：西側エプロン新設　約80,000m~2)の無償資金協力が実施された。