敷地内の要素順列パタンと街区の構成魚津市中央通りの防火帯建築を含む街区の構成(2)

摘要

本編では、前編において導いた各項目の検討結果を踏rnまえ、それらの組合せに基づいて、防火帯建築を含む各敷地のrn要素順列パタンの組合せを導く。さらにそれらの組合せを検討rnすることによって、各街区の空間構成を導きだし、さらにそれrnらを比較することで魚津市中央通りの防火帯建築( 以下、防建）rnを含む街区の特徴を明らかにすることを目的とする。rn2．敷地内における要素順列パタン　各敷地には前編の分析例（図rn3) に示したように、前編で述べた要素が防建の背後に配列されrnることで、空地や空所、建物が混在した空間が構成されている。rnそこで、前編でみた防建のバルコニーの有無及び、各要素の種rn類を防建本体側から奥へと順に並べた表を作成し、それらを空rn地と空所の有無と種類ごとに整理した結果、共通する順列をいrnくつか見出すことができたため、これらを敷地内における要素rn順列パタンとした（表）。まずパタンA は空地が無く、空所をもrnたない建物のみからなる構成で、A -1 は防建のみ、A -2 は防建rnと別棟のみがみられるものである。