マルチバンドカメラ搭載UAVによる農作物の生育状態のマッピング技術の開発

摘要

海外の安い農作物の輸入や後継者不足で、日本の 農業は危機的な状況に置かれている。一方海外では 果物を中心に日本の農作物は安全性と高品質で高く 評価され、輸出増が期待されている。センサーとドローン（UAV)の急速進歩と低価格化で、ITとUAV 技術の活用のよる精密農業が農作物の品質向上とコ ストの削減を図る機運が高まっている。本研究は平 成H28年度いばらき口ボット実証試験?実用化支援 事業の一環として、マルチバンドカメラ搭載のUAV を用いて圃場内の農作物の不均一性についてマツピ ング技術を開発し、その生育状況を把握することを 目的とした。